DTM初心者がいきなり1曲完成を目指すと、構成、音作り、ミックス、展開の全部で詰まりやすいです。 最初は4小節ループだけで十分です。

4小節なら、短い時間でも作れて、聴き返しやすく、次の日に改善しやすいです。 「曲を完成させる」前に「音楽っぽい塊を作る」感覚をつかみましょう。

4小節に入れるもの

最初のループには、次の5つを入れます。

パート役割
キックとスネアリズムの骨組み
コード曲の雰囲気
ベース低音の動き
短いメロディ耳に残る要素
印象的な音自分らしさやフック

この5つが鳴るだけで、曲の種になります。 最初からイントロ、Aメロ、サビまで考えなくて大丈夫です。

30分で作る手順

最初の10分でドラムを置きます。 キックは1拍目と3拍目、スネアは2拍目と4拍目に置くだけでも大丈夫です。

次の10分でコードを2つか4つ並べます。 難しい理論より、鳴らして気持ちいいかを優先します。

最後の10分でベースと短いメロディを足します。 ベースはコードの一番低い音をなぞるだけでも形になります。 メロディは2音から4音くらいの短いフレーズでOKです。

この段階では、音作りやミックスを完璧にしなくてOKです。 目的は完成度ではなく、「自分の手で音楽っぽい塊を作れた」という感覚を作ることです。 この感覚があると、次の日もDAWを開きやすくなります。

おすすめ道具

MIDIキーボード

コードやベースを手で試せるので、音の気持ちよさを判断しやすくなります。

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うまく聞こえないときの直し方

4小節がうまく聞こえないときは、音を増やす前に原因を分けます。

  • リズムが弱いなら、キックとスネアの位置を見直す
  • 暗すぎるなら、コードを変える
  • 低音が動きすぎるなら、ベースをシンプルにする
  • 印象が薄いなら、短いメロディを1つ足す

初心者は、足し算で解決しようとしがちです。 でも最初は、不要な音を減らして主役を見つける方がまとまりやすくなります。

ループができたら

次は、同じループから音を抜いたり足したりして8小節にします。 たとえば、前半4小節はドラムとコードだけ、後半4小節でベースとメロディを足すだけでも展開になります。

曲作りは、ゼロから全部を作るより、良いループを展開する方が続けやすいです。 まずは4小節を3つ作って、その中で一番気持ちいいものを伸ばしていきましょう。